2013年1月19日作成

(動いていた)Appletが突然動かなくなった時

私のサイトにあるアプレットは,SSL証明書(高い!年に2〜3万円もする!)を付けていないので 2014年1月14日に oracle の出したJavaのアップデートで,Java securityの設定が厳しくなり「突然」動かなくなってしまいました.公式筋の発表はこちら(java)とこちら(ITMedia)をご覧ください.


【症状】次のようなサインが出て Applet を実行できません.(これは私のサイト http://mixedmoss.com です. ある日突然 自分でも見れなくなりました. とほほ.)


 【対策】2つ方法があります.一つは Java security の設定を「中」に変えること.もう一つは 「例外ページ」(例外的に実行を許すサイト)に,目的のサイトを含める事です.ここではより安全な「例外ページ」への登録についてご紹介します.ただし,私はWindows7を使っているので,Windows7を例に述べます.

1. 「すべてのプログラム」から 「Java」→「Configure Java」と進みます.クリックして「Javaコントロールパネル」を立ち上げます.


下が「Javaコントロールパネル」です.ここで セキュリティ・レベルを「中」にしても大丈夫ですが,「推奨」されていません.よって右下の「サイト・リストの編集」に進みます.

2.「サイト・リストの編集」をクリックすると,pop-up が立ち上がります.このリストに, 追加したいサイトの名前を「http://」や「https://」も含めて記入します.サブアドレスの記入は(通常は)不要です.記入し終わったら「追加」ボタンを押します.

 

下のような警告が出ますが,無視して「続行」ボタンを押します.次の確認画面でも「OK]を押します.

すると,コントロールパネルに戻ります. 左下の「例外サイト・リスト」に,お目当てのサイト が入っている事を 確認して閉じます.

3.これで終了です.念のため,先に見れなかったサイトにもう一度アクセスして,動くことを確認します.先ほどは「有無を言わさず中止」でしたが,今度は「選択の自由」が与えられています.「実行」をクリックすると java applet が立ち上がります.

例えばこんな感じです.これは「プールの問題」という東工大AOの入試問題で「Aにいる監視員が何秒以内にPにいる人を救出できるか」という問題です.Pをマウスでdragすると,監視員の取るべき経路とその所要時間が 動的に分かります.



私のサイトでは,問題の解法の説明はほんの一部で,公式や定理の証明-例えば「一次変換」や,「双曲幾何」,「blackholeの周りの軌道のCG」など-に動的ソフトを非常にたくさん使っています.ゆっくりとお暇なときにお寄りください.ただ最近は,色々他にもやる事があり,更新があまり進みません.何とかしたいです.



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"mixedmoss"Toppage 生越 茂樹 (Ogose Shigeki)